HID装着
スパシオのヘッドランプをハロゲンからHID(ディスチャージ)へ換装しました。
有名メーカーのハロゲンバルブ交換品はまだまだ高価ですが、通販サイトを見て回るとかなりお手頃な価格帯の商品が出回っています。
そこで、我が家のスパシオにもHIDを付けて今時の明るさを与えてみようと言う事で楽天ショップから一つ見繕ってみました。購入先は「Fair Trading」でロービームのHB4代替1セットが7,980円なり。
売価が売価だけに、PCパーツのバルク品の様にエアークッションのみの簡易パッケージかと思っていたらさにあらず。なんとも豪勢?なパッケージではありませんか。しかもこの化粧箱、蓋部分のストッパーは磁石式だったりするんですよ。いや、あなどれませんねぇ。
果たして中身はこんな感じで梱包されてました。
中央部にはプラケースに守られたバーナー、その両脇にバラスト、手前には取付用の金具と両面テープなどが一式、この他に取説(英語)が同封されてました。
因みにスパシオのロービームは標準でハロゲンのHB4バルブと言う仕様。取説に依ればハロゲンバルブ用の電源カプラーにHIDのカプラーを接続するだけと言う、いわゆるポン付けでいけてしまう模様です。
しかして簡単に取り付け可能だったのか?と言えば、これまたさにあらず。
まずデフォルトのバルブを取り外すんですが、これがまた周辺部分が狭くて手が上手く入らず難航しましたよ。ディーラーのサービススタッフは事も無げに外すんですよ。どんな手をしているんでしょうか?(笑)
そんな訳で苦労してハロゲンバルブを外し、次いでバーナーガラス部に付着する不純物を除去するための空焼きを5分ほど行い、紆余曲折を経て取付終えたのが下記写真。
そして点灯。
デジカメで撮るとこんな感じで「ただ光っている」だけですが、実際はハロゲンバルブより遙かにまぶしいです。点灯直後は青緑色の光で、20秒程経過すると青白→白へと安定していきます。ハロゲンが点灯直後から最大限光っているのと比べるとHIDは蛍光灯の様な印象ですね。
但し、6000Kと言うバルブの色温度、明るくはなったけれどそれで見やすくなったか?と問われると微妙です。雨天の夜間をHID点灯下で走ってみましたが、晴天時程明るくは感じなかったです。視認性の点では4300Kの方が良いと思われます。
また、HIDの点灯にはタイミングが必要みたいです。キーを捻って各種警告灯が点灯している時にHIDに灯を入れると、警告灯が消えなくなり電気系統が正常に作動しなくなる事があります。エンジンが止まったりブレーキが利かなくなる事は無かったんですが、安全とは言えないですね。エンジンが回って警告灯が全て消えてから点灯すればこの様な事はないんですが。バラストからノイズが漏れているんでしょうか。この辺はお約束の「自己責任」になるんでしょうね。
さてHIDを装着してみて改めて感じましたのは「なるほど、世の中HIDに移行するのだな」と言う事。HIDの明るさに体験してしまうともはやハロゲンバルブでは暗くて戻れないと思いますね。実際、スパシオから買い換える時はHIDを最初から付けておこうと思いましたもの。それだけ効果は絶大だと言う事です。
さぁ次はスカイウェイブ250のヘッドライトバルブもHIDに換装しよう!
興味のある方は下の写真からどうぞ。
« MacBook Proインプレ(3) | トップページ | デッドニング »
ども、HID交換おめでとうございます!
自分はラクティスを買う時に、HID搭載の特別仕様車を勧められましたが、あの色温度(6,000Kもあるんですね!)が高いので、ハロゲンランプにしました。
4,300KのHIDもありますが、3,300ルーメン程度になると、人間の目には同じように見えてしまう気がして。
ルーメン&カルビンともに調整可能なランプがLEDで実用化されれば、消費電力は下がり耐用年数は伸びる、と思いながら待つことにしたんですが・・・
投稿: ポッキー | 2009年12月20日 (日) 02時22分
ポッキーさん ども!
雪道ではイエロー(フォグ)が有効、と聞きますが、雪本場の地では実際の所、どうですか?
HIDの6000Kは照射光としてみると「白」で、写真で見る程青くはないんですよ。
ただハロゲンでの見え方との差異には慣れが必要なのかもしれませんね。
LEDはまだまだ絶対的な明るさが足りませんね。
特に光が拡散しない所はレンズも含めて改良の余地大だと思います。
投稿: webmaster | 2010年9月15日 (水) 17時23分